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PART 1. 土地活用:賃貸住宅経営 1、相続対策 個人資産を維持するためには、相続問題を必ず、クリアーしなければなりません。資産を守る意識だけでは、相続のたびに資産は減ってゆきます。この章では、資産を「活かす」「増やす」「守る」観点から相続対策について解説します。
■相続税対策 個人の一定以上の資産は、相続のたびに相続税により減ってゆきます。相続が3代続くと相続税で資産のほとんどは、なくなってしまうと言われています。資産を保有しているだけでは、資産を守ることはできません。資産を活用して収益性を高め、資産を増やしてゆく経済活動をして、はじめて資産を守ることができます。 では、相続税対策として収益力をつけるための具体策はどうしたらよいでしょうか。リスクが低く収益性の良いアパートマンションなどの賃貸住宅経営による三つの相続税対策を次にご紹介します。これらの方法などで継続して資産を増やし続けてゆくことが、資産を守ることになります。 1.遊休地などの土地に賃貸住宅を建設して相続税を節税し、収益力をつける方法 ●賃貸住宅建設による相続税の節税と収益力アップ 建設された賃貸建物は資産として増え、収益力は相続税の延納の支払いに貢献したり、新たな投資の資金調達力を高めます。 2.不良資産を優良資産に変えて収益力を高める方法 ●貸地の整理 ※詳しくは「貸地の整理と管理 」を御覧下さい。 ●不良敷地を買い替えて賃貸建物を建設 3.新たな不動産に投資して資産を増やし収益力をつける方法 ●新たな土地を取得して新築賃貸住宅を建設 不動産価格の低下により借入金で土地を買い求めて賃貸住宅経営が成り立つ物件もあります。最近では、キャピタルゲインは、望めませんが、効率の良いインカムゲインを得られる時代環境です。 ●中古物件に投資 ※詳細については「デフレ時代における不動産投資」で解説します。 ■納税対策 納税対策として、相続税の支払いをどのようにするか、予め物納や処分の計画と延納計画を立てることが大切です。 ■遺産分割対策 遺産分割での紛争は嫌なものです。兄弟関係が最悪なこととなります。兄弟仲が良くても遺産分割で争いが起きないように見えても、いざとなると紛争になることがあります。遺言書を書かれることをお勧めします。遺言があれば、争いの可能性が減ります。兄弟喧嘩もしなくて済みます。 遺産分割を共有にすることは、遺産分割協議を先延ばしにすることと同じです。次の代まで分割の争いを残す結果となります。できるだけ不動産の遺産分割は、筆別に区分して遺産分割をし、分割協議を完結したほうが、良いでしょう。 #005 2003.11.01 |
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