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PART 3. 賃貸経営改善

、入居率アップのリニューアル(その1)

■ 空室の悩み

アパートマンション経営で一番の悩みは空室というオーナーさんが多いと思われます。空室の原因には、それぞれいろいろな原因があります。賃貸管理の不動産会社は空室になると必ず言ってくることが、家賃を下げてくださいということ、あるいは、リフォームをしてくださいということになります。
家賃を下げることは、空室対策としてすぐに効果は出てきますが、賃貸経営は苦しくなってきます。リフォームには大金がかかります。再投資に見合った効果を得ることは、簡単にはゆきません。

■ 空室の原因

空室の原因には、それぞれの物件毎に違いがありますから、その対策もいろいろあります。空室の原因の一つとして入居時の一時金の高額な負担が入居の障壁となっています。
入居時には礼金・敷金・仲介手数料・引越し費用・家電家具購入費用など大金が必要です。最近の市場傾向では、この入居時の一時金を軽くする流れがあります。礼金・敷金は減少傾向にあります。礼金・敷金ゼロという物件も出現して人気があります。入居一時金を軽くすることは明らかに空室対策の効果が得られます。
入居の障壁となっている入居一時金を軽くする方法で礼金・敷金以外で着目したいところがあります。家電家具購入費用です。

■ 入居率アップのリニューアル

入居者は入居時にその部屋に合った家電・家具を購入します。カーテンはその部屋の窓のサイズに合ったものが必要です。冷蔵庫や食器棚もキッチンスペースに見合ったもの、クーラーも付いていない部屋には購入しなければなりません。
これらの家電家具の多くは、転居するとサイズが違うなどの理由で不要のものとなってしまい、転居の際に処分することが多く見受けられます。入居時に購入する多くの家電家具は後々ずっと使える財産ではなくその場限りで償却してしまう費用となってしまいます。つまり転居のたびに捨てられてしまう家具類は入居一時金として消えてしまう費用です。

欧米では家具付き賃貸が当たり前のこととなっています。転居のたびに家具類を買う必要がありません。入居時の一時金としての費用がその分、軽く済みます。マンスリーにおいては家具付き、礼金・敷金なしが魅力の一要因となっています。
通常の賃貸住宅においても家具付き賃貸であれば、入居者にとって入居一時金が軽く済み入居しやすくなります。家具付き賃貸にすれば空室対策の一役につながるのではないでしょうか。
空室で困っている賃貸経営者にとって大掛かりなリニューアルには一度に大きな再投資額が必要ですが、家具付きへのリニューアルは建築リニューアルと比べて軽い費用で済みます。また一度にすべての部屋に配備する必要もありません。徐々に配備すれば軽い負担で済みます。
空室対策のひとつの方法として「家具付き賃貸」は、入居率アップのリニューアルとなります。

#016 2005.01.19



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